共有フォルダー

概要

アクセス権メニューから、共有フォルダーを選択します。共有フォルダー画面が表示されます。 この画面では、本製品ボリューム上にフォルダーを作成かつ構成することができます。

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■NAS_Public
初期状態で作成されているフォルダーです。
ネットワーク接続しているすべてのユーザが、読み書き可能なフォルダーになります。(アクセス制限をしておりません)

■USBHDD
初期状態で作成されているフォルダーですがUSBHDDを共有フォルダーにすることはできません。外付けのUSBHDDやUSBメモリはバックアップ先としてのみ使用できます。 USBメモリを指定する場合においてRAID暗号複合キーのUSBメモリは指定しないようご注意ください。 判別は「「設定パネル」「外付けデバイス」「外付けHDD」の「モデル」列のKingston DataTraveler 3.0の標記があるものがRAID暗号複合キーのUSBメモリとなります。

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フォルダーの追加


共有フォルダー画面で[+作成] を押下すると、フォルダー作成画面が表示されます。
必要な情報を入力し、[ 適用 ] を押下して、フォルダー作成を完了します。

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一般設定:
必要な情報を入力し、フォルダー作成の一般設定を完了してください。

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ここに注意
フォルダー名は 60 文字に制限されています。
使用環境毎のフォルダ数の最大作成可能数はに以下となります。
・Windows 10 → BBS OS Pro SAMBA:227~233
・MAC OS X → BBS OS PRO SAMBA/AFP:255
・BBS OS PRO Web UI File Center→ BBS OS PRO:60



ACL設定


共有フォルダー画面でパブリックではない共有フォルダを選び[ACL設定] を押下すると、そのフォルダーのACL設定画面が表示されます。

ユーザー ACL:
ACL設定画面で、ユーザー ACL ボタンを押します。ユーザー ACL 設定画面が表示されます。 この画面では、ユーザーに対して、特定フォルダーへのアクセスを設定することができます。 左カラムのユーザーリストから、拒否、読み込みまたは書き込みを選択し、アクセスレベルを設定します。 [ 適用 ] を押下して、設定を確定します。
※ACLを設定した場合は、パソコン端末のログオフ・ログオンするか再起動により再確認をお願いします。

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グループ ACL:
ACL設定画面で、グループ ACL ボタンを押します。グループ ACL 設定画面が表示されます。 この画面では、グループに対して、特定フォルダーへのアクセスを設定することができます。 左カラムのグループリストから、拒否、読み込み または書き込み を選択し、アクセスレベルを設定します。 [ 適用 ] を押下して、設定を確定します。

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ここに注意
一人のユーザーが異なる権限を持つ複数のグループに属している場合、権限の優先順位は次のようになります:
拒否 > 読み取りのみ > 書き込み



サブフォルダー ACL:
フォルダーレベルのアクセス制御サポート以外にも、本製品は、サブフォルダー ACL の利用が可能です。 サブフォルダー ACL を設定するには、サブフォルダー ACL タブをクリックします。下のような画面が表示されます。
左側に、関連付けられている親フォルダーに対するサブフォルダーの一覧が表示されています。 サブフォルダーをクリックすると、右側の領域が表示され、システムのユーザーとグループを持つことになります。 対応するサブフォルダーのユーザーまたはグループのアクセス権に対して必要な変更を行います。 設定完了後は、必ず、[ ACL 保存 ] を押下してください。

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ユーザーACL、グループACL、サブフォルダACLの設定において[サブフォルダにも適応]にチェックが入っている場合は以下のようなサブフォルダに適用というポップアップが出ますので問題がない場合は[はい]、サブフォルダには適用したくない場合はチェックを外してから[適用]または[ACL保存]を押下するようにしてください。

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ACLの設定が完了すると設定キューが共有フォルダに入り、実施した変更の適用を始めます。ACLステータスが完了になると設定が反映されます。完了になるまでこの共有フォルダに対してACL設定を行うことはできません。
完了の横のアイコンにマウスを重ねると開始時間と終了時間が表示されます。

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ここに注意
不正なシャットダウンや再起動が起きても、設定状況はデータベースで保存されていますので設定の反映は継続されます。ただし、そのタイミングで反映作業を行っていた共有フォルダーの順番は最後尾に回されます。大量にフォルダやファイルがある場合、反映に時間がかかることがあります。




ACLのアルゴリズムを以下に記載します。
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上記のアルゴリズムにあるように、アクセス権限についてはユーザーACLの設定が優先され、その次にグループACLの設定が有効となります。

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ここに注意
パーミッションの変更(拒否から許可)を行った場合、変更されたユーザーは変更前のアクセス権限でのアクセスとなり、パーミッションの変更更新がうまく行えない場合があります。この場合、一度PC のログオフ、ログオン、または再起動をおこなってください。



フォルダーの変更/削除


既存フォルダーリスト上で、フォルダーをクリックします。関連するメニュー項目が表示されます。

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ここに注意
スナップショット項目は、次の場合にのみ表示されます:
1. システム RAID ボリュームが、btrfsbtrfs ファイルシステムに選択されている場合。
2. ユーザー作成フォルダーおよびNAS_Publicフォルダー 。



編集:
編集 ボタンをクリックします。【一般設定】のみが表示されます。

一般設定
変更できない唯一の項目は、対応する RAID ボリュームに属しているフォルダーです。 その他については、必要に応じて、変更を行います。

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フォルダー削除:
フォルダー削除ボタンをクリックします。関連するフォルダーがシステムから削除されます。

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ここに注意
フォルダーが削除されるとフォルダー内のすべてのデータが削除されます。データは回復できません。
管理画面から削除したフォルダーが、 PC のエクスプローラー等から見えたままになることがあります。OS を再起動することで以後表示されなくなります。

スナップショット


BizBoxServer 「OS Pro」システムは、ファイルとフォルダーのスナップショットを 15世代保存が可能です。
本製品は出荷時点でBTRFSのファイルシステムにてRAID構築済みです。
「共有フォルダー」サブメニューでは、スナップショットボタンは、ツールバーで利用可能です。

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スナップショット保存
スナップショットボタンをクリックします。 管理画面が、対応フォルダーに対して以下のように表示されます。

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手動でスナップショットを保存するには、スナップショット保存ボタンを押下します。スナップショット履歴がリスト表示されます。
手動スナップショットのほかに、スケジュール化されたバックアップが可能です。 スケジュールをクリックします。設定画面が表示されます。 「スナップショットスケジュールを有効にする」にチェックを入れ、スナップショット間隔を選択します。 毎日、毎週または毎月が選択できます。

「古いスナップショットを自動的に削除」オプションを用いると、スナップショットの15世代制限により、自動的に最も古いバージョンが削除されます。 容量不足などのシステム要因でスナップショットの取得に失敗した場合はアラートメールにより通知されますので、システム管理画面から不要なスナップショットを削除してください。

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スナップショットの復元
スナップショットの復元は以下の手順により行って下さい。
手順1:対象フォルダの最新のスナップショットを取得して下さい。
手順2:復旧したいファイルが正常な形で存在するスナップショットを復元してください
手順3:復元されたフォルダから復旧したいファイルをすべてパソコン等に保存してください
手順4:手順1で取得した最新のスナップショットを復元してください。
リストからバージョンを選択し、[ スナップショット復元 ] を押下します。
手順5:手順3で保存した復旧したいファイルを対象フォルダに移動してください
復元確認がなされると、選択されたスナップショットが、現在の関連するファイルやフォルダーを上書きしますのでご注意ください。

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スナップショットの削除
スナップショットを削除するには、リストからバージョンを選択し、[ スナップショット削除 」を押下します。

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