ZTC概要
概要
2024年 6 月 17 日よりソフトウェアが「 ETP Client 」から「 Zero Trust Client 」へと変更となりました。
セキュリティ機能に変更はありませんが、サポートの観点からアップグレードするようお願い申し上げます。
本サイトのインストール方法 を実施頂くことで、そのままアップグレードされるようになっております。
ソフトウェアのサポートOS
ソフトウェア(ZTC5.3 時点)は下記の OS 及びプロセッサをサポートしております。
記載のないものについてはサポートしかねますのでご注意ください。
OSバージョン |
プロセッサ |
必要空きディスク容量 |
|
Windows |
Windows10 Home/Enterprise/Pro 64-bit ・1803 or higher Windows11 ・21H2 ・22H2 |
Intel:x86_64 |
200MB以上 |
macOS |
macOS 12(Monterey) macOS 13(Ventura) macOS 14(Sonoma) |
Intel:x86_64 Apple:M1,M2 |
ソフトウェアの動作仕様と注意
本サービスは提供ソフトウェアにより端末のDNSサーバーとプロキシサーバーの設定を変更することで、インターネットへ接続している時、HTTPおよびHTTPS通信がセキュアサーバを経由するようになります。セキュアサーバーは通信を検査し悪意のあるサイトや不正な通信をブロックし、場所を問わずWebアクセスに対するセキュリティを提供します。
※なお本サービスで利用するソフトウェアはサービス提供のために必要な設定を自動で行うものであり、ソフトウェア自体にセキュリティ機能はないためご注意ください。
本ソフトウェアは動作仕様により、
以下のようなサービスやソフトウェア、機器機能の利用時は動作サポート外のため注意が必要となります。
•類似した動作や環境設定を行うサービスやソフトウェアと同時に使用する場合
■本ソフトウェアと競合し正常な機能提供ができなくなるため同時使用ができません。
■対処として、競合しているソフトウェアの停止を行ってください。
•以下例のような UTM やルーターの機能が有効なネットワーク環境下で本ソフトウェアを利用する場合
例1 :Cloud Edge HTTPS 復号機能
例2 :FortiGate SSL インスペクション( Deep-inspection)
■本ソフトウェアの利用時、証明書によりプロキシサーバーとの通信間を暗号化するため、その通信経
路上で UTM やルーターにより暗号化/復号化が実施されると、正常な認証ができず通信ができなくなり
ます。(理由については下図をご確認ください)
■対策として、下記ドメインを UTM やルーターのホワイトリストに登録することで、本サービス用に通
信経路を確保することができます。なお、過去同対応を実施されている場合は新ソフトウェア公開
にあたり、「 *.akamai-zt.com 」が新規追加となっているためご注意ください。
□*.akaetp.net
□*.akamai.com
□*.akamai-zt.com
下図は上で挙げた特定の機能が無効な場合と有効な場合で分けたイメージ図となっています。
NG例のように端末とプロキシサーバー間の通信時に別途の暗号化等の処理がされた場合、プロキシサーバーでは通信を認証することができず、正常な通信ができなくなります。