電子証明書設定
電子証明書の設定方法
CloudEdgeでは、初期設定の証明書にインターネット上の既知の(信頼できる)
認証局(CA=Certification Authority)による署名がありません。
ユーザーがHTTPS Webサイトにアクセス、またはSMTPS、POP3S、IMAPSでメールを送受信するたびに、
ブラウザーまたはメールクライアントに証明書の警告が表示されます。
この警告が表示されないようにするには、証明書をエクスポートしてブラウザーにインストールします。
設定方法
①「管理」を選択します。
②「証明書管理」を選択します。
③「エクスポート」をクリックすると、「CloudEdge.crt」というファイルがダウンロードされます。
このファイルが証明書です。
続いて、ダウンロードした証明書をインポートします。
Windows(Outlook、Chromeなど)の場合
※下記⼿順はクライアント端末での作業となります。
ダウンロードした「CloudEdge.crt」をダブルクリックします。
「セキュリティの警告」が表示された場合は、「開く」をクリックします。
④「証明書」ダイアログボックスが開くので、「証明書のインストール」をクリックします。
⑤「証明書のインポートウィザード」が開きます。
「次へ」をクリックします。
⑥「証明書をすべて次のストアへ配置する」を選び、「参照」をクリックします。
「信頼されたルート証明機関」を選択し、「OK」をクリックします。
⑦「次へ」をクリックします。
⑧「完了」をクリックして「証明書のインポートウィザード」を閉じます。
「セキュリティの警告」が表示された場合は、「開く」をクリックします。
「正しくインポートされました」と表示されたら、インポートの完了です。
FireFoxの場合
※下記手順はクライアント端末での作業となります。
① FireFoxを起動し、ツールバーの一番右にあるメニューをクリックして、
「オプション」をクリックします。
②「詳細」→「証明書」の順にクリックし、「証明書を表示」をクリックします。
③「認証局証明書」を選択し、「インポート」をクリックします。
④証明書ファイルをクリックして選択し、「開く」をクリックします。
⑤「証明書のインポート」ダイアログボックスが開いたら、
チェックボックスすべてにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
⑥「証明書マネージャー」に戻り、「Trend Micro」の下に「Cloud Edge | Software Security Device」
という項目が追加されていれば、インポートの完了です。
Thunderbirdの場合
※下記手順はクライアント端末での作業となります。
①Thunderbirdを起動し、ツールバーの一番右にあるメニューをクリックして、「オプション」をクリックします。
②「詳細」→「証明書」の順にクリックし、「証明書を管理」をクリックします。
③「証明書マネージャ」が開くので、「認証局証明書」が選択されている事を確認し、
「インポート」をクリックします。
④証明書ファイルをクリックして選択し、「開く」をクリックします。
⑤「証明書のインポート」ダイアログボックスが開いたら、
チェックボックスすべてにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
⑥「証明書マネージャー」に戻り、「Trend Micro」の下に「Cloud Edge | Software Security Device」
という項目が追加されていれば、インポートの完了です。
Android OSの場合
※下記⼿順はクライアント端末での作業となります。
①対象の Android デバイスで、[設定] > [セキュリティ] に移動します。
②[暗号化と認証情報]を開きます。
③[ストレージからインストール] に移動して「CA証明書」をタップします。
④Cloud Edge の証明書を選択してインストールします。
⑤[設定] > [セキュリティ] > [信頼できる認証情報] に移動して[ユーザー] タブを選択し、Cloud Edge の証明書がインポートされたことを確認します。
⑥Android デバイスでセキュアな通信をする対象アプリを再起動します。
iOSの場合
※下記⼿順はクライアント端末での作業となります。
①証明書ファイルをクリックします。 [プロファイルがダウンロードされました] の画⾯が開きますので閉じます。
②[設定]-[プロファイルがダウンロード済み]をタップします。
③[インストール]をタップします。
④この証明書は信頼されていないため、警告が表示されます。[インストール] をタップします。
⑤再度、下に表示される[インストール]をタップします。
⑥[インストール完了] 確認画⾯が開き、[検証済み] という緑のチェックマークが表示されますので[完了]をタップします。
⑦[設定] > [⼀般] > [VPNとデバイス管理]に移動して、Cloud Edge の証明書がインストールされたことを確認します。
⑧次に、Cloud Edge のCA 証明書に対する完全な信頼を有効にする必要があります。[設定] > [⼀般] > [情報] > [証明書信頼設定] に移動し、[Cloud Edge] の設定を [ON] にスライドして、Cloud Edge のCA 証明書に対する完全な信頼を有効にします。 メッセージが出ますが[続ける]をタップします。
⑨iOS デバイスでセキュアな通信をする対象アプリを再起動します。
macOSの場合
※下記⼿順はクライアント端末での作業となります。
①CloudEdge.crt ファイルを右クリックします。
②[このアプリケーションで開く] > [キーチェーンアクセス] に移動します。
③左側のペインで、[システム] キーチェーンを選択します。Cloud Edge の証明書が右側のペインに表示されますが、システムから信頼されていません。
④右側のペインで、Cloud Edge の証明書を右クリックし、[情報を⾒る] を選択します。
Cloud Edgeの証明書の情報画面が表示されます。
⑤[信頼] 情報セクションを展開します。
⑥[この証明書を使⽤するとき] リストから [常に信頼] を選択します。このセクションに表示されたすべてのアプリケーションの値が⾃動的に[常に信頼] に変更されます。
⑦画⾯を閉じます。[システム] キーチェーンの右側のペインに、Cloud Edgeの証明書が信頼された証明書として表示されます。
⑧通信を⾏うアプリケーションを再起動します。