ウィルスに感染したかもしれない
「ウイルスに感染したかもしれない」と感じられる場合、以下の作業を実行してください。
①該当端末をネットワークから切断する
感染が疑われる端末は、LANケーブルを抜いたりワイヤレス接続のスイッチを切り、
すぐにインターネット接続を切断してください。
個人情報の漏えい、他のパソコン等へのウイルス拡散といった被害を防ぎます。
②セキュリティソフトでの検索の実施
同じネットワークに別の端末(パソコン等)をご利用の場合、全てのパソコンで検索を実施してください。
エンドポイントセキュリティをご利用の場合
1.メインコンソールを開きます。
2.[検索] をクリックし、「コンピュータ全体の検索」を選択します。
→ コンピュータ上のすべてのファイルを検索します。
(暗号化されたファイルやパスワードで保護されたファイルは除外されます)
3.検索が完了するまで待ってから、結果を確認してください。
参考
下記の症状がみられる場合、パソコンがウイルスに感染している場合があります。
1.デスクトップに怪しい広告が表示される
2.急に別のサイトが表示される
3.ブラウザーを開いた時、トップページが変わっている
4.ネット速度が遅く、頻繁に通信が切れる
5.お気に入りやツールバーなど、見覚えのないものが登録されている
6.画面上に課金を要求するメッセージが表示される
7.見覚えのない宛先からメールが届く
8.相手に自分を騙るメールが届いている
9.パソコンが急に再起動する
10.パソコンの動作が極端に重くなった
11.アプリケーションが急に落ちる
12.画面がフリーズする
※9~12はパソコン本体のトラブルでも発生する場合があります。
主な感染経路
インターネットサイトからの感染
Webブラウザー(インターネットを表示するソフト)の脆弱性を利用した感染方法が増加してきており、
ホームページを閲覧するだけでウイルスに感染する場合があります。
電子メールの添付ファイル(Emotet)
電子メールの添付されているファイルを実行してしまうと、ウイルスに感染することがあります。
感染してしまった場合、本人情報や取引先の情報が流失していまい、
本人に成りすましたメールが多数送信されるケースが発生してしまい、被害が増加しています。
送信元が社内や取引先の相手でも注意が必要です。
電子メールのHTMLスクリプト
電子メールの形式がHTMLメールの場合、ウイルスを送信されてしまうことがあります。
HTMLメールはホームページ同じ仕組みでウイルスを侵入させておくことができます。
ご利用のメールソフトで、HTMLメールのスクリプトを自動的に実行する設定となっている場合、
電子メールを表示しただけでウイルスに感染する場合があります。
マクロプログラムの実行
マイクロソフト社のOfficeアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Access)のマクロ機能を
利用して感染するタイプのウイルスがあります。
マクロウイルスに感染したファイルを開いてしまうと、ウイルスが実行されて、
自己増殖などの活動が開始されます。
USBメモリからの感染
多くのコンピュータでは、USBメモリをコンピュータに差し込んだだけで自動的にプログラムが実行される
仕組みが用意されています。
この仕組みを悪用して、コンピュータに感染するウイルスがあります。