ポリシー
ポリシー
ポリシー設定
ポリシー設定では、以下のポリシーの設定が可能です。
・共有ポリシー
・メール送信ポリシー
・ユーザ・グループ参照ポリシー
・自動削除ポリシー
・ごみ箱ポリシー
・プロジェクトポリシー
・ファイルロックポリシー
【共有ポリシー】、【メール送信ポリシー】、【ユーザ・グループ参照ポリシー】、【プロジェクトフォルダポリシー】はファイル共有に関するポリシーとなります。
【自動削除ポリシー】では、パーソナルフォルダの自動削除を有効にできます。
【ごみ箱ポリシー】では、全社共有フォルダでユーザがファイルを削除した際に、ごみ箱からの復元を許可・不許可を設定します。
【ファイルロックポリシー】では、ファイルロックの有効時間を指定できます。
【Microsoft Office 連携ポリシー】では、Officeファイルのプレビューや編集時のMicrosoft Office連携の許可・不許可を設定します。
共有ポリシー
共有ポリシーの各機能と設定について説明します。
共有ポリシー設定項目画面
共有ポリシー画面へのアクセス方法
1.本サービスのWebにログインします。
2.【ツール】- 【管理コンソール】をクリックします。
3.【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します。
4.【ポリシー設定】をクリックし、開いた画面の【共有ポリシー】をクリックします。
共有ポリシーの種類
共有ポリシーでは以下の5つのメニューがあります。
1.全般
2.認証ポリシー
3.承認ポリシー
4.発行・送信ポリシー
5.証跡ポリシー
[1.全般]
共有リンクの有効期間とアクション回数を指定することができます。
・最大有効期間 365日まで
・最大アクション回数 100回まで
有効期間、アクション回数を変更し「保存」ボタンをクリックします。
[2.認証ポリシー]
共有リンクを開く際の認証ポリシーを設定できます。
認証ポリシーを設定し「保存」ボタンをクリックします。
■パスワード認証
パスワードを利用して共有リンクへのアクセスができるよう設定できます。
設定内容によって、共有リンクの発行時の動作が異なります。
■パスワード認証時の共有リンク発行時の動作
[3.承認ポリシー]
共有リンクの送信前に、承認者による事前承認を行うよう設定できます。
設定したい承認ポリシーをクリックし、「保存」ボタンをクリックします。
・なし : 事前承認不要
・すべての共有リンクの承認を必要とする : ファイル共有時の事前承認必須
・社外へ送信する共有リンクの承認を必要とする : 社外とのファイル共有時に事前承認必要
・以下いずれかの条件を満たすファイル : 任意の条件下のファイル共有時に事前承認必要
[4.発行・送信ポリシー]
共有リンクの発行・送信に関するポリシーを設定できます。
共有ポリシーを選択してクリックし、設定したい発行・送信ポリシーをクリックし「保存」ボタンをクリックします。
・ 共有リンクを送信しないで発行することを許可する
オン : 共有リンクのURLのみの発行可能
オフ : 共有リンクのURLのみの発行不可
共有する際には本サービスからメール送信する必要がある
・ 社外へ共有リンクを送信することを許可する
オン : 社外への共有リンクの発行可能
オフ : 社外への共有リンクの発行不可
オフにする場合、「共有リンクを送信しないで発行することを許可する」の
チェックもオフにする必要がある
・ ユーザが自分自身に対して共有リンクを送信することを許可する
オン : 自分自身への共有リンク発行可能
オフ : 自分自身への共有リンク発行不可
オフはメールを見ることができる全ての端末で本サービスを利用させたくない場合に有効
[5.証跡ポリシー]
共有リンクの証跡保存期間を設定することが可能です。
共有ポリシーを選択してクリックし、【保管期間】を入力し「保存」ボタンをクリックします。
参考
・保管期間には、共有リンクの有効期限後の保管したい日数を入力します。
(共有リンクの有効期限は最大365日まで)
・保管期間は、最大365日までです。
メール送信ポリシー
メール送信ポリシーの機能と設定について説明します。
共有リンクをメールで送信する際のポリシーを設定することが可能です。
ここに注意
メール送信ポリシーを有効にするためには、【共有ポリシー】の【発行・送信ポリシー】内の【共有リンクを送信しないで発行することを許可する】をオフにする必要があります。
設定項目一覧
ブラックリスト |
登録したドメインへのファイル共有を禁止する |
ブラックリストの例外 |
ブラックリストに登録したドメインに例外的にファイル共有を許可したい場合に入力することで、ファイル共有を可能とする |
社内として扱うドメイン |
登録したドメインを社内として扱うことが可能となる 自社ドメイン ntt.jp |
【メール送信ポリシー】の設定
【メール送信ポリシー】を選択してクリックし、設定したい項目に入力し
「保存」ボタンをクリックします。
参考
入力するのはドメイン名です。ワイルドカードの “*” も利用できます。
複数指定するときは、改行を入れて複数行に記述してください。
ユーザ・グループ参照ポリシー
グループ・ユーザの設定項目
本サービス内のユーザ検索を許可する
オン : プロジェクトフォルダへの社内ユーザの追加可能
オフ : プロジェクトフォルダへ社外ユーザのみ追加可能
グループ検索を許可する
オン : プロジェクトフォルダへの社内ユーザ追加時にグループ検索が可能
※グループ検索し、グループ内全ユーザを追加することも可能
オフ : プロジェクトフォルダへのユーザ追加時のグループ検索不可
グループの一覧表示をする
オン : プロジェクトフォルダへの社内ユーザ追加時にグループが一覧表示される
※一覧表示されたグループを選択し、グループ内全ユーザを追加することも可能
オフ : プロジェクトフォルダへのユーザ追加時のグループ一覧が非表示
所属グループ以外の承認者の検索を許可する
オン : 共有リンク発行時、承認者の検索可能
オフ : 共有リンク発行時、承認者の検索不可
グループの一覧表示をする
オン : 共有リンク発行時、承認者選択画面にグループ一覧表示
オフ : 共有リンク発行時、承認者選択画面にグループ一覧非表示
【ユーザ・グループ参照ポリシー】の設定
1.【ユーザ・グループ参照ポリシー】を選択してクリックし、項目を編集した後、「保存」ボタンをクリックします。
2.「OK」ボタンをクリックします。
自動削除ポリシーの設定
パーソナルフォルダに対する自動削除ポリシーの設定についてご案内いたします。
ここに注意
自動削除を設定するうえで、以下をご注意ください。
・自動削除されたファイルはごみ箱に移動せず完全削除されますので、ご注意ください。
・自動削除はファイルの保存日から指定した日数経過されていた場合に削除を実行します。
・自動削除ポリシーの設定は、ユーザ全員のパーソナルフォルダに対する設定となりますのでご注意ください。
「パーソナルフォルダの自動削除を有効にする」をすることで、保存後に指定した日数を経過したファイルを削除する設定が可能となります。
デフォルトでは無効となっております。
ここに注意
・日数の指定は365日が最大となります。
・全社共有配下のフォルダに対する設定は「利用マニュアル 操作編(管理者ユーザ詳細)
「フォルダとプロジェクト」」の「1.4.自動削除の設定」を参照ください。
ごみ箱ポリシー
【全社共有】フォルダ内のファイルやフォルダを削除した場合の移動先を【ツール】 - 【ごみ箱】にすることができます。
これによりデータを誤って削除してしまった場合でもユーザ自身でファイルを元に戻すことが可能となります。
ごみ箱ポリシーの設定
1.本サービスのWebにログインします。
2.【ツール】- 【管理コンソール】をクリックします。
3.【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します。
4.【ポリシー設定】をクリックします。
5.【ごみ箱ポリシー】をクリックし、【個人のごみ箱に「全社共有」のフォルダ内で削除した アイテムを含める】にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。
参考
パーソナルフォルダの利用を【オフ】にし、ごみ箱ポリシーが有効な場合は【ツール】メニューに【ごみ箱】が表示されます。
パーソナルフォルダの利用を【オフ】にし、ごみ箱ポリシーも無効な場合は【ツール】メニューに【ごみ箱】は表示されません。
プロジェクトフォルダポリシー
社外コラボレータの宛先制限
■ メール送信ポリシーを適用する
社外コラボレーターの招待時にメール送信ポリシーにて設定したポリシーを適用できます。
■ グループに設定されているホワイトリストを適用する
管理コンソール内のグループに登録したホワイトリストを適用できます。
メッセージの送信
■ メンバーへのメッセージの送信を有効にする
メンバー宛のメッセージ入力を有効にできます。
メッセージの送信は招待時だけでなく、常時送信可能です。
招待時のメッセージ送信画面
通常のメッセージ送信画面
ここに注意
メールテンプレートにテンプレート#MESSAGE#が定義されている必要があります。
テンプレート#MESSAGE#が定義されていない場合は、ユーザが入力してもメッセージが反映されません。
メールテンプレートの詳細は、利用マニュアル「管理者による操作(各種操作・設定方法:メールテンプレート)」を参照ください。
社外コラボレータのパスワード
■ パスワード変更を許可する
社外コラボレーター自身でのパスワード変更が可能となります。
ここに注意
パスコードのみを許可する場合は、「プロジェクト・共有フォルダポリシー」で「パスワード変更を許可する」の許可を無効にします。
社外コラボレータの一時パスコードの有効期間
初期値は24時間となっております。
1~99の数値入力が可能となっておりますので、任意の時間での設定が可能です。
パーソナルフォルダのプロジェクト作成
パーソナルフォルダにプロジェクトフォルダを作成することができるかどうかを
設定します。
ファイルロックポリシー
ファイルのロック時間を指定する事が可能です。
初期値では24時間となっておりますが、最長8760時間(365日)まで有効時間を設定できます。
Microsoft Office 連携ポリシー
Officeファイルのプレビューや編集時のMicrosoft Office連携の許可・不許可を設定します。
ここに注意
・ポリシー設定でプレビューの利用許可設定がされていない場合、本サービスのWeb上でのOfficeファイルのプレビューができなくなります。
(共有リンクの共有先やプロジェクトフォルダの社外ユーザも含みます。)
・「Microsoft Office ドキュメントをブラウザで編集する」を不許可にする場合は、下記のフォルダロールで、すべて「Microsoft Office で編集(ウェブ版)」が外れている状態にする必要があります。
・一般フォルダロール
・一般フォルダ共有用ロール
・パーソナルフォルダ共有用ロール
詳細については、次の「「Microsoft Office ドキュメントをブラウザで編集する」を不許可にする手順」を参照ください。
参考
Microsoft Office連携機能のご利用には、インターネットを介した通信が発生します。
そのため、回線認証機能をご利用のお客様でインターネット接続を許容しない場合は次の「「Microsoft Office ドキュメントをブラウザで編集する」を「不許可にする手順」」を参照ください。
「Microsoft Office ドキュメントをブラウザで編集する」を不許可にする手順
1.【管理コンソール】の「一般フォルダロール」を選択します。
2.編集モードにしたうえで、フォルダロールを選択し、「Microsoft Office で編集(ウェブ版)」にチェックされている場合は、「編集」を選択します。
3.「Microsoft Office で編集(ウェブ版)」のチェックを外し、「保存」を選択します。
※本手順を、下記フォルダロール内のすべての設定で実施してください。
・一般フォルダロール
・一般フォルダ共有用ロール
・パーソナルフォルダ共有用ロール
インシデント管理ポリシー
ランサムウェア対策機能によるインシデント管理の有効・無効を設定します。
「インシデント管理ポリシー」を有効にすることで、管理コンソールのメニューに「インシデント管理」と「Driveアクティビティ」が追加されます。
インシデント管理
ストレージサービスドライブで検知したプロセス挙動の確認と操作を行うことができます。
詳細については、管理者による操作>各種設定・操作方法>インシデント管理をご覧ください。
Driveアクティビティ
ストレージサービスドライブで検知したファイルの作成、ダウンロード、変更数の時間別統計をグラフで確認できます。
詳細については、管理者による操作>各種設定・操作方法>Driveアクティビティをご覧ください。