Microsoft Office連携
概要
Microsoft Office連携によりOfficeファイルのプレビューや編集、Officeファイルの新規作成、また、同時編集が可能です。
ここに注意
Microsoft Office連携は、以下をご注意ください。
※Officeファイルの新規作成、編集する場合は、別途一般法人企業向け Microsoft アカウント
(Business Basic/App for business/Business Standard/ Business Premium)が必要です。
(プレビューのみの場合は不要です。)
※ポリシー設定やフォルダロールで編集の利用許可設定が必要です。
設定内容については、管理者様にご確認ください。
ファイル形式による実施可能な操作は以下の通りです。
<プレビュー・編集可能>
Open XML (.docx)
マクロ (.docm) ※1
OpenDocument (.odt)
Open XML (.xlsx, .xlsb)
マクロ (.xlsm) ※2
OpenDocument (.ods)
Open XML (.pptx, .ppsx)
OpenDocument (.odp)
<プレビューのみ可能>
その他 (.dotm, .dotx)
テンプレート (.pot, .potx)
マクロ (.pptm, .potm, .potx, .ppsm) ※1
<プレビュー・変換後編集可能>
バイナリ (.doc):.docx に変換後編集可能
バイナリ (.xls):.xlsxに変換後編集可能
バイナリ (.ppt, .pps):.pptxに変換後編集可能
※1.マクロの実行または変更はできません。
※2.マクロが存在する場合、マクロを削除したファイルのコピーを保存するように求められます。
※2022年9月時点
ここに注意
・Microsoft Office連携機能によるOfficeファイルの編集中は一定間隔でバージョンファイルが作成され、編集完了後にバージョンファイルの整理を実行します。
詳細については、「 Webブラウザでの操作(Microsoft Office連携機能)」を参照ください。
・ドライブからOfficeファイルの新規作成は不可です。
新規作成はWebから実施してください。
・Microsoft Office連携機能でOfficeファイルを編集中に同名ファイルの上書き保存できません。
以下の様なダイアログが表示され、別名で保存されます。
・Microsoft Office連携機能でOfficeファイルを編集中に削除できません。
・Microsoft Office連携機能でOfficeファイルを編集中に編集中のファイル移動した場合、移動先に編集結果が反映されます。
OfficeファイルをMicrosoft Officeで編集する
1.編集したいOfficeファイルを右クリックし、【ストレージサービス】 - 【Microsoft〇〇をブラウザで編集する】をクリックします。
ここに注意
Microsoft Office連携ご利用には、Officeファイルが配置されているフォルダに「Microsoft Office で編集(ウェブ版)」の権限が必要です。
利用できない場合は、管理者様にご確認ください。
2.初回利用時で、Officeファイルを開いているブラウザでMicrosoftアカウントの認証が実行されていない場合(もしくは、Microsoftアカウントの認証の期限が切れていた場合)Microsoftアカウントの認証が要求されます。
Microsoftアカウントの認証を実施してください。
3.編集画面が表示されます。編集終了後は、ブラウザのタブを閉じるか、画面右上の×ボタンをクリックします。
同時編集
同じファイルをMicrosoft Office連携機能で編集をすると、同時編集が可能となります。
<Aさんの画面>
同時編集を実施しているユーザの確認と挿入した箇所への移動が可能です。
PowerPointの場合、同時編集しているページが確認可能です。
<Bさんの画面>
同時編集しているユーザがすべてタブを閉じる、または画面右上の×ボタンをクリックすると編集終了となります。
Microsoft Office旧ファイル形式の編集
Microsoft Officeの旧ファイル形式(xls, doc, ppt等)の編集時、ファイル名はそのままで最新のファイル形式に自動で変換され、変換されたファイルが更新されます。
(「2003pp.ppt」の場合は、「2003pp.pptx」に自動で変換され同フォルダに配置されます。
その後、「2003pp.pptx」が編集されます。「 2003pp.ppt 」はそのまま残ります。
※すでに「 2003pp.pptx 」 が同フォルダに配置されている場合は、「 2003pp(1). pptx 」に変換されます。 )
Microsoft Officeの旧ファイル形式(xls, doc, ppt, pps)から最新のファイル形式に変換し、編集する手順は以下の通りです。
ここに注意
最新のファイル形式に変換し、編集するには配置されているフォルダ「Microsoft Office で編集(ウェブ版)」 と「Microsoft Office で新規作成(ウェブ版)」の権限が必要です。
利用できない場合は、管理者様にご確認ください。
1.編集したいOfficeファイルを右クリックし、
【ストレージサービス】 - 【Microsoft〇〇をブラウザで開く】をクリックします。
2.プレビューモードでOfficeファイルが表示されます。
編集が不要の場合は、ブラウザのタブを閉じるか、画面右上の×ボタンをクリックします。
3.以下の方法で編集モードに切り替えをします。
<Word>
画面右上の「編集」ボタンをクリックします。
<Excel>
画面中央の「閲覧」ボタンをクリックし、さらに「編集」をクリックします。
<PowerPoint>
画面右上の「ブラウザで編集」ボタンをクリックします。
4.変換確認のダイアログが表示されます。「今すぐ変換」ボタンをクリックします。
5.変換完了後以下のような画面が表示されます。「編集を開始する」ボタンをクリックします。
6.編集画面が表示されます。編集終了後は、ブラウザのタブを閉じるか、画面右上の×ボタンをクリックします。
※初回利用時で、Officeファイルを開いているブラウザでMicrosoftアカウントの認証が実行されていない場合(もしくは、Microsoftアカウントの認証の期限が切れていた場合)Microsoftアカウントの認証が要求されますので、Microsoftアカウントの認証を実施してください。
同一ファイルの同時利用
ファイルサーバの場合、編集中のファイルを別のユーザが開くと「読み取り」となり編集はできませんが、ストレージサービスドライブは、編集権限を持つユーザが同一ファイルに同時にデスクトップ版のMicrosoft Officeからアクセスした場合、「読み取り」ではなく、編集可能な状態でファイルを開きます。
仕組み
ストレージサービスドライブでファイルの編集権限を持つユーザがファイルを開くと、編集中と判断しロックをかけ、編集内容を保護します。
後から編集権限を持つユーザが同一ファイルを開くと、"読み取り"ではなく編集可能な状態で表示されます。後から開いたユーザが内容を編集し保存すると、自動的にファイル名を変更し保存する仕組みになっております。
ここでは同一ファイルを同時に利用した場合の動作について説明します。
同一ファイル同時利用時の動作
同一ファイルを複数ユーザが利用した場合、後から開いたユーザにはファイルを開いた際に同時利用を知らせるメッセージが表示されます。
表示されるメッセージの内容 :
・現在同一ファイルを他のユーザが利用していることの案内
・現在開いているファイルを編集し上書きした場合、ファイル名が自動的に変更となることの案内
自動的に変更となるファイル名の形式 :
・変更前のファイル名(後からファイルを開いたログインID 年-月-日-時-分-秒).拡張子
同一ファイル同時利用時の動作(先にMicrosoft Office連携で開かれている場合)
先にMicrosoft Office連携で開かれているOfficeファイルをデスクトップ版のアプリケーションで開こうとした場合、後から開いたユーザにはファイルを開いた際に同時利用を知らせるメッセージが表示されます。
ウェブ版のMicrosoft Officeで開く:
既定のブラウザにてMicrosoft Officeからファイルが開かれます。
※ローカルPCのアプリケーションは自動で閉じられませんので閉じてください。
このまま編集する:
ローカルPCのアプリケーションで編集可能になります。
編集し上書きした場合、ファイル名は以下となります。
変更前のファイル名(後からファイルを開いたログインID 年-月-日-時-分-秒).拡張子
Microsoft Office旧ファイル形式の同一ファイル同時利用
ここではMicrosoft Office旧ファイル形式(xls, doc等)のファイルを同時にデスクトップ版のMicrosoft Officeから利用した際の動作について説明します。
Microsoft Officeの旧ファイル形式(xls, doc等)は、ファイルを開いた際にユーザの情報を書き込む仕様となっているため、同一ファイルを同時に開き、編集をせずファイルを閉じても、自動的にファイルが別名で保存されます。
同一ファイル同時利用時の動作
同一ファイルを同時に開いた場合、後からファイルを開いたユーザには同時利用を知らせるメッセージが表示されます。
表示されるメッセージの内容 :
・現在同一ファイルを他のユーザが利用していることの案内
・また現在開いているファイルを編集し上書きした場合、ファイル名が自動的に変更となることの案内
自動的に変更されるファイル名 :
・変更前のファイル名(後からファイルを開いたログインID 年 - 月 - 日 - 時 - 分 - 秒).拡張子
ファイルを閉じた場合
"他のユーザが使用中だったため別名で保存する"事を通知するメッセージが表示され、ファイルが別名で保存されます。