同期
更新状況の表示
ストレージサービスドライブでは、まだ同期が取れていないファイルが存在する場合において、そのファイルパスに関連するすべてのフォルダに対して、未同期の変更があることを示すアイコンが表示されます。
同期失敗時のフォルダの作成先
本サービスの同期が失敗したときの動作について説明します。
本サービスへデータの更新ができなかった場合、自動的に【更新失敗】フォルダが作成されます。本サービスの利用方法により【更新失敗】フォルダの作成先は異なります。
【更新失敗】フォルダの作成先
・パーソナルフォルダがオンの場合
【更新失敗】フォルダは【パーソナルフォルダ】内に作成されます。
・パーソナルフォルダがオフの場合
【更新失敗】フォルダは【全社共有】フォルダと同じ階層に作成されます。
参考
フォルダが作成される時、以下のようなダイアログメッセージが出て、作成されたフォルダの場所が通知されます。
ここに注意
【更新失敗】フォルダに保管されたデータは自動的に元の保存先に移動することはありませんので、手動でデータを移動してください。
【全社共有】と同じ階層にある【更新失敗】フォルダの同期について
パーソナルフォルダをオフにしている場合、【更新失敗】フォルダは【全社共有】フォルダと同じ階層に作成されます。
【全社共有】フォルダと同じ階層にある【更新失敗】フォルダ内のファイルは、本サービスと同期がとれていない状態で保管されます。
【更新失敗】フォルダは未同期の更新があることを示す赤いアイコンが表示されます。
そのため、【更新失敗】フォルダを消失した場合、フォルダ内のファイルも失うこととなります。
【更新失敗】フォルダに保管されているファイルは、正しい保管先へコピーし保管してください。
【更新失敗】フォルダ内でのファイル編集
【全社共有】フォルダと同じ階層にある【更新失敗】フォルダに保管されているファイルは、読み取り専用で開くため、内容を編集し保存することはできません。
【更新失敗】フォルダ内のファイルを正しい保管先へコピーした後、編集してください。
【更新失敗】フォルダが消失する場合
ストレージサービスドライブをアンインストールし、再インストールすると【更新失敗】フォルダが削除されるため、【更新失敗】フォルダ内のファイルも消失します。
同期失敗時にフォルダが自動作成されるパターン
【更新失敗】フォルダがどのような場合に作成されるのかについて説明します。
更新失敗フォルダが自動作成される場合
ファイル保存先フォルダへのアクセス権がない
オフラインでファイルを編集している間に、他のユーザーによりファイルの保存先フォルダの権限を変更されアクセスできなくなった場合は、次回オンライン時に本サービスと同期を取った際、元々の保存先フォルダへファイルを保管できないため、【更新失敗】フォルダにファイルは保管されます。
本サービスへ保管できるファイル数の上限を超えてしまった
本サービスへ保管できるファイル数の上限は1フォルダ内に
最大10,000ファイルです。
オフライン時に10,000ファイル以上作成、または保存先フォルダにすでにファイルが保管されており、オフラインで作成したファイルと合算して10,000ファイルを超える場合は、本サービスへ保管できるファイル数の上限を超えてしまうため、オンライン時にエラーとなります。
その場合、10,000ファイルを超えた分については本サービス上に作成される【更新失敗】フォルダに保管されます。
例 :
オフライン時に6,000ファイルを作成し、本サービス上の保存先フォルダに5,000ファイルが保管済みの場合
結果:
オンライン後、オフライン時に作成した6,000ファイル内の1,000ファイルが【更新失敗】フォルダに保管されます。どのファイルが【更新失敗】フォルダへ保管となるかは同期の状況によります。
本サービスへ保管できるフォルダ数の上限を超えてしまった
本サービスへ保管できるフォルダ数の上限は1フォルダ内最大1,000フォルダです。
オフライン時に1,000フォルダ以上作成、または保存先フォルダにすでにフォルダが複数あり、オンラインで作成したフォルダ数と合算して1,000フォルダを超える場合は本サービスへ保管できるフォルダ数の上限を超えてしまうため、オンライン時にエラーとなります。