バージョン管理
概要
本サービスではファイルが保存されるたびに「バージョンファイル」が作成されます。
※同名ファイルの上書き保存のタイミングで、ひとつ前のバージョンファイルを 7日間保管し、7日経過後自動的に削除されます。
バージョンファイルの機能と操作方法についてご案内します。
・ バージョンファイルとして保管されるファイルの容量は、使用容量に含まれません。
・ 保管されるバージョン数は無制限です。
・ バージョン管理されているファイルは以下が可能となり、誤って保存したファイルを前のバージョンに戻すことが可能です。
⇒バージョンファイルの入れ替え
⇒別名で保存
⇒ダウンロード
バージョンファイルの機能と操作方法についてご案内いたします。
バージョンファイルの表示
バージョンファイルをバージョン管理機能で確認可能です。
1.ファイルを右クリックし【バージョン】をクリックします。
2.バージョン管理画面が表示されます。
以下のようなバージョンが確認可能です。
・初期バージョン:本サービス上に初めに作成/同期されたバージョン
・破損したバージョン:悪意のあるプロセスにより操作されたバージョン(※ランサムウェア対策機能を有効にしている場合)
・復旧したバージョン:悪意のあるプロセスにより操作される以前に復旧した最新のバージョン(※ランサムウェア対策機能を有効にしている場合)
ここに注意
ランサムウェア対策機能を使用するには、「インシデント管理ポリシー」の有効化と共に、ストレージサービスドライブをバージョン1.0.19657以降にアップデートする必要があります。バージョンファイルの入れ替え
前のバージョンファイルを最新版のファイルと入れ替えることが可能です。
ファイルを右クリックし【バージョン】をクリックします。
ここに注意
管理者によりファイルのダウンロードが許可されていない場合は、
バージョンファイルの入れ替えはできないため、メニューの中に【バージョン】は表示されません。
バージョン管理画面が表示されます。
入れ替えたいファイル横の「入れ替え」ボタンをクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。
入れ替えたファイルが最新版として保管されます
別名で保存
バージョン管理画面からファイルを別名で保存する事が可能です。
1.ファイルのメニューから【バージョン】をクリック、またはファイルを右クリックし【バージョン】をクリックします。
2.バージョン管理画面が表示されます。
別名で保存したいファイル横の「別名で保存」ボタンをクリックします。
3.「OK」ボタンをクリックします。
4.ファイルが別名で保存されます。
ダウンロード
1.ファイルのメニューから【バージョン】をクリック、またはファイルを右クリックし【バージョン】をクリックします。
2.バージョン管理画面が表示されます。ダウンロードしたいファイル横の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
Microsoft Office連携機能によるOfficeファイルの編集時
Microsoft Office連携機能によりOfficeファイルを編集中は、自動保存されたタイミングで随時バージョンファイルが作成されていきます。
編集後は、バージョン管理の整理が実行されます。
バージョン管理の画面表示について
バージョン管理の画面では、 PowerPointのファイル編集した場合、以下の通り表示されます。
マークはMicrosoft Officeオンライン編集で作成されたバージョンファイルを示します。
のファイルアイコンは、Microsoft Officeオンライン編集でファイルを閉じたタイミングで
作成されたバージョンファイルを示します。(その時点の最新のバージョンファイルを示します。)
ここに注意
最新バージョンファイルは、Microsoft社の挙動により、必ずしもにならないケースがございます。
バージョンファイルの作成間隔
・Microsoft Office連携機能によるOfficeファイルの編集画面で常に変更した場合、
バージョンファイルは一定間隔で作成されます。(2022年9月時点では2分間隔)
・Microsoft Office連携機能によるOfficeファイルの編集画面で、何も書き込みを行わない場合(更新が無い場合)
その時点ではバージョンファイルは作成されません。(スキップされます。)
編集後のバージョンファイルの整理
Microsoft Officeオンライン編集で作成されたマークのバージョンファイルについては、
定期的な削除処理にて、ファイルを閉じた後に24時間経過したバージョンファイルを対象に、
10分間隔でバージョンファイルが間引かれます。
ここに注意
間引きする間隔は弊社またはMicrosoft社都合で予告なく変更となる可能性があります。
以下の例では、2022/09/02に作成されたバージョンファイルは、[2022/09/02 14:58]~[2022/09/02 15:11]となり、
[2022/09/02 15:11]の最新のバージョンファイルが作成されてから、24時間経過後の削除処理のタイミングにて以下の通り、間のバージョンファイルが10分間隔で間引かれます。
※一例として、削除処理が9/4 AM1:00の場合は以下となります。
ここに注意
ファイルを一度も閉じずに、24時時間以上オンライン編集し続けている場合は、24時間経過後のタイミングでは、その間に作成されたバージョンファイルは、削除対象とはなりません。
※以降の削除タイミングで削除対象となります。
24時間経過後のタイミングで、バージョンファイルは以下の通りになります。
ファイルアイコンのある[2022/08/30]はバージョンファイルとして残ります。