ユーザー管理
概要
ユーザーの管理について説明いたします。
ユーザーの編集
ユーザー登録情報の編集方法について説明します。
登録ユーザー情報の変更可能な項目は以下となります。
編集可能項目(全般タブ) |
説明 |
名前 ※ |
|
メールアドレス ※ |
本サービスのログインID ※登録したユーザーのメールアドレスに利用者登録のご案内メールが届きますので、メールの受信可能なメールアドレスを入力してください |
所属するグループ ※ |
ユーザーが所属するグループを選択可能 |
組織名 ※ |
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部署名 |
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備考 |
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電話番号 |
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ユーザータイプ |
デフォルトは「一般」 |
有効期限 ※ |
利用開始日時、または利用終了日時のどちらかまたは両方を設定可能 |
ユーザーを無効にする ※ |
期間を指定してユーザーを無効にすることが可能 |
既定のタイムゾーン |
|
既定の言語 |
「日本語」のみ |
ログインサイクル |
設定することで、ログイン可能な曜日、時間帯を指定可能 |
パーソナルフォルダ |
パーソナルフォルダの利用 |
クオータを有効にする |
パーソナルフォルダのクオータ(容量制限)を設定可能 デフォルトは「無効」 |
Drive |
デフォルトは「使用を許可する」 |
データ転送ツール |
デフォルトは「利用を許可しない」 |
契約者は※マークがついている項目を設定・変更できません。
契約者の名前や組織名を変更したい場合は、契約変更メニューの契約情報変更から
名前は「担当者名」を、組織名は「会社名」を変更してください。
詳細は、利用マニュアル「契約変更・解約申込編」の「2.契約情報を変更する場合」を参照ください。
本手順では、作成済みのユーザーの編集方法について説明します。
ユーザーの新規作成方法については利用マニュアル「導入編」の「5.ユーザー作成」を参照ください。
ユーザー編集画面の呼び出し
1.本サービスのWebにログインします。
①【ツール】を選択します。
②【管理コンソール】をクリックします。
③【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します。
④ユーザーをクリックします。編集したいユーザー欄の[詳細]をクリックします。
⑤「変更」ボタンをクリックします。
⑥内容を変更し、[保存]ボタンをクリックします。
メールアドレスの変更
1.[メールアドレス変更]ボタンをクリックします。
2.内容を変更し、[保存]ボタンをクリックします。
メールアドレスの変更を行うと、変更されたメールアドレス宛に
ユーザーの新規作成時同様にメール通知します。
メール内に記載のURLのクリックし、パスワード設定が必要です。
所属するグループ
ユーザーが所属するグループが表示されます。
担当管理グループ・承認グループ
共有リンクの承認者を設定されている場合、担当者の名前が表示されます。
編集の終了
「編集を終了する」ボタンをクリックし、編集モードから閲覧モードへ変更後、
画面右上の×ボタンをクリックし、管理コンソール画面を閉じます。
ここに注意
グループ削除の際、対象のグループに所属するユーザーがいる場合、グループを削除することができません。
グループを削除する場合は、まず対象のグループに所属している全ユーザーを移動、 または削除してから、
グループを削除してください。
グループの変更
ユーザーをクリックします。
①グループを変更したいユーザーのチェックボックスを入れます。
②「グループの変更」ボタンをクリックします。
③グループ名を【検索】または【リストから選択】します。
グループを選択し、「選択したグループへ移動」または
「選択したグループへ追加」ボタンをクリックします。
「選択したグループへ移動 」
→現在所属しているグループから移動し、選択したグループへ移動する場合にクリックします。
「選択したグループへ追加 」
→選択したグループに追加する場合にクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。
選択したグループにユーザーが追加されます。
「編集を終了する」ボタンをクリックし、編集モードから閲覧モードへ変更後、
画面右上の×ボタンをクリックし、管理コンソール画面を閉じます。
ユーザーの削除
【ツール】を選択し、【管理コンソール】をクリックします。
【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します
「ユーザー」をクリックします。
削除するユーザーを選択し、「削除」ボタンをクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。
「編集を終了する」ボタンをクリックし、編集モードから閲覧モードへ変更後、
画面右上の×ボタンをクリックし、管理コンソール画面を閉じます。
削除したユーザーの設定で【パーソナルフォルダ】がオンになっていた場合、
パーソナルフォルダの退避先選択画面が表示されます。
退避先フォルダを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
サブ管理者の設定
サブ管理者とは
システム管理者しかできなかった管理コンソールの操作を、
【フォルダ単位】で指定したメンバーへ「サブ管理者」として管理権限を委譲できる機能です。
なお、下記3点はサブ管理者に移譲できない操作権限です。
・管理コンソール上の「一括処理」機能の利用
・管理者の作成
・「サブ管理者」の任命
サブ管理者の新規作成方法
1.本サービスのWebにログインします。
①【ツール】を選択します。
②【管理コンソール】をクリックします。
③【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します。
【サブ管理者】をクリックします。
【サブ管理者】画面にて【新規作成】をクリックします。
ユーザーの選択より”検索”もしくは”リストから選択”より対象の一般ユーザーを選択し、
【次へ】をクリックします。
対象フォルダの選択より管理を委譲するフォルダを選択し【次へ】をクリックします。
委譲する管理タスクよりサブ管理者へ権限を与える項目を選択し
【保存】をクリックします。
サブ管理一覧に登録したメンバーが表示されます。
「編集を終了する」ボタンをクリックし、編集モードから閲覧モードへ変更後、
画面右上の×ボタンをクリックし、管理コンソール画面を閉じます。
対象フォルダ
- フォルダを指定しない
管理タスクを委譲したいが、サーバ内のフォルダ構成、及び設定されているロールを
参照させたくない場合、この項目を選択します。
サブ管理者の管理コンソール上には[フォルダ]項目は表示されません。
- すべてのフォルダの参照を許可
サーバ内のフォルダ構成、及び設定されているロールを参照させたい場合、
この項目を選択します。
サブ管理者の管理コンソール上には[フォルダ]項目が表示され、各フォルダの構成
及び、ロールを確認する事が出来ます。参照は可能ですが、フォルダに対しての編集
はできません。
- すべてのフォルダの変更を許可
サーバ内のフォルダ構成、及び設定されているロールを編集させたい場合、この項目を選択します。
サブ管理者の管理コンソール上には[フォルダ]項目が表示され、ユーザーやグループの追加/削除、ロールの変更をする事ができます。
- 委譲するフォルダを指定する
特定のフォルダに対して、フォルダ構成、及び設定されているロールを編集させたい場合、この項目を選択します。
サブ管理者の管理コンソール上には[フォルダ]項目が表示され、
対象のフォルダに対してユーザーやグループの追加/削除、ロールの変更をする事ができます。
参考
「管理コンソール」の「フォルダ」には許可されたフォルダしか表示されません。
許可のないフォルダは非表示となります。
委譲する管理タスク
グループ |
管理コンソールの「グループ」に対しての編集権限を与える事が可能 |
グループの新規作成 |
グループを新規作成可能 |
他のサブ管理者が作成したグループの変更 |
自分以外の管理者及びサブ管理者が作成したグループに対して更新を加える事が可能 |
||
ユーザー |
管理コンソールの「ユーザー」に対しての編集権限を与える事が可能 |
ユーザーの新規作成 |
ユーザーを新規作成する事が可能 |
他のサブ管理者が作成したユーザーの変更 |
自分以外の管理者及びサブ管理者が作成したユーザーに対して更新を加える事が可能 |
||
フォルダ |
管理コンソールの「フォルダ」に対しての編集権限を与える事が可能 |
※”対象フォルダの選択”で選択した権限に付随します |
|
ロール |
管理コンソールの以下のメニュー座に対しての編集権限を与える事が可能 |
ロールの 新規作成 |
ロールを新規作成する事が可能 |
他のサブ管理者が作成したロールの変更 |
自分以外の管理者及びサブ管理者が作成したロールに対して更新を加える事が可能 |
||
ごみ箱 |
管理コンソールの「ごみ箱」に対しての編集権限を与える事が可能 ※変更が有効になっていない場合は閲覧 |
変更 |
ユーザーが削除した一般フォルダのファイルに対して以下の操作が可能。 |
ポリシー設定 |
管理コンソールの「ポリシー設定」に対しての編集権限を与える事が可能※ |
変更 |
各種ポリシー設定に対して更新を加える事が可能 |
共有リンク証跡の読み取り |
管理コンソールの「共有リンク証跡」を閲覧する事が可能 |
||
メールテンプレート |
管理コンソールの「メールテンプレート」に対しての編集権限を与える事が可能※ |
変更 |
メールテンプレートの新規作成、及び既存のテンプレートに対して更新を加える事が可能 |
管理ログの参照 |
管理者及びサブ管理者の操作ログを確認する事が可能 |
||
アプリケーション |
管理コンソールの「アプリケーション」に対しての編集権限を与える事が可能 ※変更が有効になっていない場合はダウンロードとリリースノートの閲覧のみ |
変更 |
インストーラの選択及び、プロファイルの新規作成が可能 |
フォルダクォータ |
クォータが設定されている、一般フォルダ、プロジェクトフォルダ、パーソナルフォルダを確認する事が可能 |
||
フォルダテンプレート |
管理コンソールの「フォルダテンプレート」に対しての編集権限を与える事が可能※ |
フォルダテンプレートの新規作成 |
フォルダテンプレートを新規作成する事が可能 |
他のサブ管理者が作成したフォルダテンプレートの変更 |
自分以外の管理者及びサブ管理者が作成したフォルダテンプレートに対して更新を加える事が可能 |
||
ファイル ロック |
管理コンソールの「ロックファイル一覧」に対しての編集権限を与える事が可能 |
変更 |
ロックされたファイルを解除する事が可能 |
※変更が有効になっていない場合は閲覧のみ
ユーザーの一括登録・編集
管理コンソールでのユーザーの一括編集方法についてご案内いたします。
一括編集は1回につき1,000名分の情報を変更・登録することができます。
CSVのダウンロード
まず、CSVのフォーマットをダウンロードします。
すでに登録済のユーザーの情報を取得可能です。
1.本サービスのWebにログインします。
①【ツール】を選択します。
②【管理コンソール】をクリックします。
③【編集を開始する】をクリックし、閲覧モードから編集モードへ変更します。
ユーザー情報のダウンロードをするため、「ダウンロード」ボタンをクリックします
ダウンロードしたCSVファイルを開きます。
CSVの編集
各項目への入力方法は以下となります。
※各項目の注意点は、次ページを参照ください。
※変更しないユーザーの情報はそのままにしてください。
項目名 |
入力内容 |
必須/任意 |
Login ID |
(編集禁止) |
ユーザーの追加の時は空白 編集の時は必須 |
Name |
名前 |
必須 |
Email address |
メールアドレス/ログインID |
必須 |
Group |
所属グループ名 |
任意 |
Organization |
組織名 |
任意 |
Department |
部署名 |
任意 |
Notes |
備考 |
任意 |
Phone Number |
電話番号 |
任意 |
UserType |
ユーザータイプ 1を入力すると管理者 0を入力すると一般ユーザー |
必須 |
Valid From(UTC) |
利用開始日時 ※UTC(世界標準時)にて取り込まれますので、実際に設定したい時間から9時間前の時間を入力します。 |
任意 |
Valid Till(UTC) |
利用終了日時 ※UTC(世界標準時)にて取り込まれますので、実際に設定したい時間から9時間前の時間を入力します。 |
任意 |
Disabled |
ユーザーの有効無効について 1を入力すると無効なユーザー 0を入力すると有効なユーザー |
必須 |
Personal folder |
パーソナルフォルダの利用 1を入力するとパーソナルフォルダの利用を許可します 0はパーソナルフォルダが利用不可であることを表します |
必須 |
Allow Fileforce Drive |
ストレージサービスドライブの利用 1を入力するとストレージサービスドライブの利用を許可します 0を入力するとストレージサービスドライブの利用を不可とします |
必須 |
編集時の注意点は以下の通りです。
利用開始日時、利用終了日時
日付のフォーマットは”yyyy/mm/dd hh:MM“です。
例)2021/04/16 04:23
所属グループ名
ユーザーを複数のグループに所属させるには、グループ名を半角のパイプ記号で区切って記述します。
例)総務部|営業部|開発部
パーソナルフォルダの利用
本サービスでパーソナルフォルダの利用が不可となっている場合(CSVファイルの【Personal Folder】欄に
「0」が入力されている状態)、CSVファイルの【Personal Folder】欄を「1」へ変更しアップロードすることで、パーソナルフォルダの利用が可能となります。
ただし、本サービスでパーソナルフォルダの利用を可能としている場合(CSVファイルで「1」が入力されている状態)、
CSVファイルの【Personal Folder】欄を「0」へ変更しアップロードしても、パーソナルフォルダを利用不可とすることはできません。
パーソナルフォルダの利用を可能と設定している場合、CSVファイルでは変更ができないため、
【ツール】 – 【管理コンソール】 – 【ユーザー】をクリックし、対象ユーザーの情報を変更してください。
CSVファイルの内容を編集し保存します。
CSVファイルの文字エンコードはUTF-8ですので、UTF-8で保存してください。
CSVファイル保存例 Excel2016をご利用の場合
CSVファイルを編集後、保存の際には【名前を付けて保存】をクリックし、
【CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)】を選択し、ファイルを保存します。
CSVをアップロードして一括編集を登録する
管理コンソールの【ユーザー】をクリックし、「一括編集ボタン」をクリックします。
「参照」ボタンをクリックし、編集後保存したCSVファイルを選択します。
CSVファイル選択後、「アップロード」ボタンをクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。
CSV内に1つでも不備がある場合は画面上にエラーメッセージが表示され、
問題無い行についてもユーザーの編集内容が反映されません。
エラーの内容を確認し、再度CSVの編集を実施してください。
各ユーザーの【詳細】をクリックし、CSVファイルの編集内容が反映されていることを確認します。