業務時間(全体・時間外労働・勤怠データ)
概要
業務時間(全体・時間外労働・勤怠データ)について、ご説明いたします。
全体
「業務時間」のページには、業務時間にのサマリ(総業務時間、 1人あたりの平均業務時間、前月と比較した総業務時間の増減数)が表示されます。
グラフでは、総業務時間の内訳が表示されます。各項目の内容は以下の通りです。
「繰り返し作業」→同じ作業を繰り返し行っている時間。(例:エクセルから会計システムへデータを繰り返しコピーする作業)
「PC作業時間」→繰り返し作業以外でPCを操作している時間。
「PC作業をしていない時間」→PCの電源を入れたまま一定時間PCを操作していない時間。(例:会議や外出による離席)
PCを30分以上操作していない場合「PC作業をしていない時間」と判定されます。
「業務時間」のページ中間部には、社員別の業務時間の内訳(繰り返し作業、PC作業時間(繰り返し作業を除く)、PC作業をしていない時間)を示すグラフが、業務時間の長い順に表示されます。グラフをクリックすると、「個人分析の業務時間」のページに遷移します。
ユーザ名とコンピュータ名が紐づけて表示
例:user01(COM1)の表記の場合
user01=ユーザ名
COM1=コンピュータ名
※分析の各種設定で氏名を設定した場合、「ユーザID」が氏名に置き換わって表示されます。
「業務時間」のページ下部には、業務時間の月次変化の内訳が棒グラフ(縦軸:総業務時間、横軸:年月)で表示されており、繁忙期や効率化後の変化等を確認できます。
時間外労働
「業務時間」のページ上部にある、タブメニュー「時間外労働」をクリックすると、分析項目「時間外労働」のページに遷移します。
「時間外労働」のページには、時間外労働時間のサマリ(総時間外労働時間、一人あたり平均時間外労働時間、前月と比較した時間外労働時間の増減数、残業時間、休日出勤)が表示されます。
「時間外労働内訳」のグラフには、総時間外労働時間の内訳が表示されます。
「一人当たりの時間内訳」のグラフには、一人当たり残業時間(営業日かつ営業時間外の作業時間)と休日出勤(休日の作業時間)が表示されます。
サービス申込時に指定された定時・休日と、PC操作ログを基に時間外の業務時間が算出されます。
定時・休日は「分析の各種設定」から変更可能です。
「時間外労働」のページ中間部には、社員別の時間外労働時間の内訳(繰り返し作業、PC作業時間(繰り返し作業を除く)、PC作業をしていない時間)を示すグラフが、業務時間の多い順に表示されます。また、時間外労働の上限規制に抵触している可能性がある場合、グラフ右横に「法定労働」アイコンが表示されます。想定していたよりも残業時間及び休日出勤が長くなっていないか等、実態との差分を確認することができます。
勤怠データ
「業務時間」のページ上部にある、タブメニュー「勤怠データ」をクリックすると、分析項目「勤怠データ」のページに遷移します。
「勤怠データ」のページでは、勤怠データ分析の全体のまとめ(大きな乖離がある従業員数、前月と比較した大きな乖離がある従業員の増減数)が表示されます。PC操作ログに基づいた業務時間と、勤怠管理システム(KING OF TIME)の出退勤データの差分が確認できます。
PC業務時間と勤怠データの乖離が1日1時間以上、かつ1ヶ月で5日以上ある場合に、大きな乖離がある従業員数としてカウントされます。
「勤怠データ」のページ中間部には、従業員別の業務時間と勤怠データに乖離がある日数の内訳(業務時間が勤怠データより1時間以上長い日数、業務時間が勤怠データより1時間以上短い日数)を示すグラフが、日数の多い順に表示されます。グラフをクリックすると、「個人別の勤怠データ」のページに遷移します。
業務時間が勤怠データより1時間以上長い日数(いわゆるサービス残業)
(例)PC業務時間 11時間(8:30-19:30)
勤怠データ 9時間(8:30-17:30)
業務時間が勤怠データより1時間以上短い日数
(例)業務時間 2時間(10:00-12:00)
勤怠データ 9時間(8:30-17:30)
業務時間が、勤怠データより1時間以上「長い日数」と「短い日数」両方合わせた日数が表示されます。